令和5年1月18日㈬より、常設展示室の一角に、スポット展示『井戸から土器が⁈-吉身西遺跡第8次調査の記憶ー』を展示しています。今から38年前の昭和60年(1985年)の発掘調査で見つかった、飛鳥時代の井戸から出土した土器を展示しています。須恵器の壺や瓶類が主で、口縁の一部を意図的に打ち欠いています。当時の調査担当者は、「土器は井戸を廃棄する際の祭祀に用いられたもの」と考察しています。
日常生活に不可欠な水を得る井戸に対して、感謝と畏怖の念から様々な儀礼があったことを発掘調査は語っています。
興味のある方は是非ご覧ください!