昨秋、彦根市稲部遺跡で、鍛冶工房、そして流通拠点であったことが窺える大型建物群が見つかりました。時代は弥生時代末から古墳時代にかけて、まさに邪馬台国時代からヤマト王権成立の時期に重なり、「倭国の成り立ちを考える上で、今までにない極めて重要な遺跡」と評価されています。
今回、開催いたします講演会は、『彦根・稲部遺跡が語る「邪馬台国」時代』 と題し、稲部遺跡の発掘調査成果を通して、邪馬台国時代の近江、ひいては守山を考えていきます。
稲部遺跡現地説明会風景(平成28年10月22日開催)
【開催日時】 平成29年5月13日(土) 午後2時から
【講 師】 稲部遺跡調査担当 戸塚洋輔氏(彦根市教育委員会文化財部文化財課)
【開催場所】 埋蔵文化財センター2階会議室
【定 員】 80名(事前の申し込みが必要です。)
【その他】 参加無料
【申込み先】 守山市立埋蔵文化財センター
電話・FAX 077-585-4397
※申し込み時間は午前9:00~午後4:00 なお、火曜日、休日の翌日は休館日となります。
写真提供:雑賀耕三郎