「歴史のまち 守山」文化財でつなぐ、守山

８月19日㈯に歴史入門講座の第3講を開催いたしました。今回の講師は、(公財)滋賀県文化財保護協会の鈴木康二さん。自身が以前安土城考古学博物館でプロデュースされた展示内容をもとに、「弥生時代の大型建物から見えてくるものー弥生社会とマツリゴト？－」というテーマで講演していただきました。九州から西日本の大型建物を概観したうえで、弥生社会で様々な役割を担っていたであろう全国の大型建物が一括扱いされている現状と今後の課題にも言及されました。発掘調査でどのように建物跡がみつかるのかなど、基礎的なところから分かりやすく、小学生でも理解できるような話ぶりが印象的でした。それにしても、伊勢遺跡は西日本的にみても特異な遺跡であるようです。鈴木さん、ありがとうございました。酷暑の中参加いただいた皆さま、ありがとうございました。