縄文時代以降、日本列島に住む人々はモノを煮炊きしたり、貯えたり、あるいは供え、まつるため、様々な器(うつわ)を用いてきました。人が手にした器たちは、その時折の人々の暮らしや社会を雄弁に語ってくれます。
今年度の歴史入門講座は、滋賀全県下を舞台に発掘調査に取り組む、気鋭の調査担当者6名を講師に、遺跡から見つかった様々な器を通して、近江の歴史を学んでいきたいと思います。
【講座日程】
第1講 6月17日(土)『 驚異!古代の木の匠 -木の器の六千年- 』
講師:阿刀弘史氏(公益財団人滋賀県文化財保護協会 )
第2講 7月15日(土)『 一期一会の焼き物 –直弼の愛した湖東焼き- 』
講師:木下義信氏(公益財団人滋賀県文化財保護協会幹)
第3講 8月19日(土)『 中世の黒い器 -近江の黒色土器と瓦器- 』
講師:堀 真人氏(公益財団人滋賀県文化財保護協会 )
第4講 9月16日(土)『 縄文時代初めの暮らしと土偶 』
講師:重田 勉氏(公益財団人滋賀県文化財保護協会 )
第5講 10月21日(土)『 縄文土器の形とうつりかわり –土器からみた近江の縄文時代- 』
講師:小島孝修氏(公益財団人滋賀県文化財保護協会 )
第6講 12月16日(土)『 器から近江の「渡来人」 』
講師:辻川哲朗氏(公益財団人滋賀県文化財保護協会 )
【開催場所】 市立埋蔵文化財センター2階会議室
【開催期間】 平成29年6月から12月(11月を除く)全6講
【開催時間】 各講とも第3土曜日の午前10時から12時まで
【定 員】 先着80人(定員に達し次第締め切ります。)
【受 講 料】 1,200円(全6講・1講のみ受講の場合は200円/講)
【申込み期間】 平成29年5月10日(水)から同年6月9日(金)まで
【申込み・問い合わせ先】埋蔵文化財センター 電話・FAX:077-585-4397
申し込みは、火曜日を除き、午前9:00~午後4:00まで